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おすすめ!無料の日本語学習教材

いろどり

A. 無料の日本語学習教材
JFT-Basicの受験準備にも役立つ「IRODORI」は、これから日本での就労や生活を考えている外国人が、基礎的な日本語コミュニケーション能力を身につけるための非常に有効な無料の日本語学習教材です。
おもな特徴
1. 完全無料
・「IRODORI」は、国際交流基金が提供している日本語教材で、ウェブサイトからPDFファイルを無料でダウンロードできます。
・学習者は費用を気にすることなく、質の高い教材を利用できます。
・音声ファイルも無料で提供されており、リスニングや会話練習にも活用できます。
2. 実践的な日本語を学べる
・日本で生活する外国人が日常の様々な場面で必要となる日本語を学ぶことができます。
・学習する漢字数は、合計で約500字あります。
・買い物、食事、仕事、交流など、生活に密着したトピックが豊富に扱われています。
・「Can-do」リストが各課に設定されており、学習目標が明確で、学習者は自分が何ができるようになるのかを意識しながら取り組めます。
3. コミュニケーション能力の向上を重視している
・文法だけでなく、実際のコミュニケーションで使える表現や会話練習が重視されています。
・豊富なイラストや写真が使われており、視覚的に理解を助け、学習意欲を高めます。
・ロールプレイングなどのアクティビティを通じて、実践的な会話力を養うことができます。
4. 多言語に対応している
・英語、中国語、韓国語、ベトナム語など、多くの言語に対応した語彙リストや文法解説が提供されており、学習者の母語で理解を深めることができます。
5. 独学にも適している
・PDF形式で提供されているため、タブレットやスマートフォンなどで手軽に利用できます。
・国際交流基金のウェブサイトでは、「IRODORI 日本語オンラインコース」も提供されております。
6. 国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)に対応している
・「IRODORI」で学習することで、JFT-Basicの準備にも役立つとされています。
7. 豊富な補助教材が用意されている
語彙リスト、文法ノート、漢字リスト、教え方の手引きなど、学習をサポートする様々な資料が無料で提供されています。

IRODORI:生活の日本語
・「IRODORI」は入門、初級1、初級2の3部構成の各18課、全部で54課あります。
・各課には、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4種類の活動があります。
・各活動は、それぞれ独立していますが、ひとつの課の中で緩やかに関係しています。
・課によって、活動の数や種類、またその配列が違いますが、全体としては、話す活動が多いです。

4種類の活動の全体的な目標は、
・話す:
身近な場面で質問したり質問に答えたり、自分のことや身近なことについて簡単に説明したりできるようになることが目標です。
・聞く:
日常会話の中で相手の話から大切な内容を理解したり、簡単なニュースや公共のアナウンスなどを聞いて、必要な情報を聞き取ったりできるようになることが目標です。
・読む:
日常生活の中でよく目にするお知らせや公共施設の掲示、飲食店のメニューなどから必要な情報を読み取ったり、外国人向けのやさしい日本語で書かれたパンフレットなどを読んで、内容を理解したりすることが目標です。
・書く:
日常生活で必要なフォームに記入したり、友人などにメッセージを送ったり、身近なできごとについて簡単にSNSに書いて発信できるようになったりすることが目標です。

・各課ごとに教材や音声ファイルがダウンロードできます。
音声付きPDFは、各自のPCにファイルをダウンロードしてからAdobe Acrobat Readerで開いてください。
ブラウザ上では音声は再生されません。タブレットやスマートフォンなどの携帯端末でも再生できません。

まずはじめに、「教材の使い方」をよく読んで理解してから学習てください。
この教材では、日本での生活の中で、日本語を使って実際の場面で「できる」ことを増やすことを学習目標にしています。 この「どんな場面で何ができるか」を、「Can-do」と呼びます。
Can-doを目標とした学習により、日本での生活に必要なコミュニケーション力を身につけることを目指します。

A2レベル
教材の構成

「入門」は、「JF日本語教育スタンダード」のA1レベル、「初級1」「初級2」はA2レベルにあたります。
A1は、あいさつをしたり、覚えた表現を使ってごく簡単なコミュニケーションをしたりすることができるレベル、A2は、身近な話題なら、短い基本的な日常会話ができるレベルです。
※ JF日本語教育スタンダードは、日本語のレベルをA1~C2の6段階で表しています。これは、欧州評議会CEFRのレベルと共通です。

MARUGOTO
MARUGOTO

MARUDOTO
『MARUGOTO』では、実際に日本語を使ってコミュニケーションすることを目標にしています。
ただ文法や文型の知識を増やすことが目標ではありません。
MARUGOTO+
「MARUGOTO+」は、JF日本語教育スタンダード準拠 国際交流基金オフィシャル日本語コースブック『まるごと 日本のことばと文化』の内容に沿って、日本語や日本文化が学べるサイトです。

NIHONGO eな

練習帳
漢字ドリルのJAKKA
ひらがな、カタカナ、地名漢字、小学校1年生~6年生の漢字など、漢字練習するためのPDFをダウンロードして練習ができます。
ちびむすドリル(小学生)
無料でダウンロード・印刷できる小学生用のオリジナル学習教材プリント集。
書き順付きのひらがな、カタカナ表もダウンロードできます。

効率的な日本語学習プラン

目標
・JFT-Basic(A2レベル)または JLPT-N4に合格
・日本での生活や職場での基本的な日本語を理解・使用できるレベルに達する
・学習期間は3〜6か月(1日1〜2時間、週5〜6日)

学習ステージと内容
ステージ1:1か月
目標:
・ひらがな・カタカナの読み書き
・簡単なあいさつや自己紹介ができる
教材・アプリ:
・Dr. MokuやLingoDeerでひらがな・カタカナ
・YouTube:にほんごの森(N5)
学習スケジュール例(1日60分):
・ひらがな/カタカナ練習:20分
・あいさつ・自己紹介を音読:20分
・アプリで単語練習(LingoDeer等):20分

ステージ2:1〜2か月目
目標:
基本文型「〜です/ます」「〜があります/います」を使える
家族・食べ物・日常生活の語彙1000語程度
教材・サイト:
・Tae Kim’s Guide(英文解説あり)
・Erin’s Challenge!(動画中心)
学習スケジュール例(1日90分):
・文法の解説(1課ずつ):30分
・単語・例文の暗記&音読:30分
・動画教材で聞く練習(Erin等):30分

ステージ3:3〜4か月目
目標:
会話・読み書き・聞き取りをバランスよく練習
JLPT N4 / JFT-Basic に対応する文法・語彙を習得
教材:
・JLPT Sensei
・BunPro(文法対策)
・NHK「やさしい日本語ニュース」
学習スケジュール例(1日120分):
・JLPT N4の文法演習(BunPro等):30分
・読解練習(やさしい日本語ニュース):30分
・聞き取り(YouTubeや教材CD):30分
・模擬試験・語彙チェック:30分

ステージ4:試験対策(1〜2か月前)
目標:
模擬試験・過去問で試験形式に慣れる
弱点分野(文法・読解・聴解)を集中的に強化
おすすめ教材・サイト:
JFT-Basic公式サンプル問題
JLPT公式問題集(N4)
Nihongo-Pro(JLPT N1~N5クイズ)
スケジュール例(1日90〜120分):
・模擬試験(文法・読解・聴解):30分
・間違いの復習・解説を読む:30分
・語彙・漢字の復習(Quizlet/WaniKani):30分

おすすめの教材とアプリ
単語・語彙:LingoDeer、Quizlet、WaniKani
文法:BunPro、JLPT Sensei、Tae Kim
聴解:Erin’s Challenge、にほんごの森
読解:NHKやさしい日本語、Satori Reader
総合練習:いろどり、みんなの日本語、JLPT問題集

アドバイス
・毎日の継続がカギ(短くても毎日やること)
・声に出して練習する(発音と記憶が強くなる)
・動画・音声を活用して耳を慣らす
・週1回は「模擬テスト日」として弱点をチェック

AIを活用した新しい日本語学習法
AIを活用した新しい日本語学習法は、従来の学習方法を大きく変える可能性を秘めています。
AIは日々進化しています。具体的なサイトやアプリの紹介は省略しますが、基本的な考え方など、いくつか具体的な例を挙げて、その可能性を探ってみましょう。

1. 個別最適化された学習プラン
・AIによるレベル診断:
学習者の現在の日本語能力をAIが詳細に分析し、弱点や強化すべき点を特定します。
・パーソナライズされた教材:
診断結果に基づき、個々の学習者に最適な教材(単語、文法、読解、聴解など)をAIが自動的に選択・生成します。
・進捗に応じた調整:
学習者の進捗状況をAIが常にモニタリングし、学習プランや教材の難易度をリアルタイムで調整します。これにより、常に最適なペースで効率的な学習が可能になります。

2. インタラクティブな会話練習
・AIチャットボットとの会話:
自然な日本語での対話が可能なAIチャットボットを活用し、時間や場所を選ばずに会話練習ができます。発音のフィードバックや文法的な誤りの指摘もAIが行います。
・ロールプレイング:
さまざまな場面設定(レストランでの注文、道案内、自己紹介など)に基づいたロールプレイングをAIと行うことで、実践的な会話力を養います。
・発音矯正:
AIが学習者の発音を分析し、ネイティブスピーカーの発音と比較して、改善点を具体的にフィードバックします。

3. より深い理解を促す学習ツール
・AIによる文章解析:
読解教材の文章構造や文法的な要素をAIが解析し、学習者が理解を深めるためのヒントや解説を提供します。
・意味の多様性の提示:
単語や表現には複数の意味合いがある場合がありますが、AIは文脈に応じて適切な意味を提示し、より自然な日本語の理解を助けます。
・文化的な背景の説明:
言語と深く結びついている文化的な背景情報をAIが提供することで、言葉のニュアンスや適切な使い方をより深く理解できます。

4. モチベーション維持と学習サポート
・学習進捗の可視化:
AIが学習時間や達成度を記録・分析し、グラフなどで分かりやすく提示することで、学習者のモチベーション維持に繋がります。
・目標設定とリマインダー:
AIが学習目標の設定をサポートし、定期的に学習を促すリマインダーを送ることで、学習習慣の定着を支援します。
・学習コミュニティとの連携:
AIが学習者同士を結びつけ、オンラインでの交流や情報交換を促進することで、孤独感を軽減し、学習意欲を高めます。

5.具体的な活用例
・AI搭載の日本語学習アプリ:
個別最適化された学習プラン、会話練習、発音チェックなどが一つのアプリで完結。
・AIチューター:
学習者の質問に24時間いつでも答え、疑問点を即座に解消。

これらのAIを活用した新しい日本語学習法は、従来の学習方法に比べて、より効率的で、個別最適化され、インタラクティブで、モチベーションを維持しやすいといった多くのメリットをもたらす可能性があります。
もちろん、技術的な課題や倫理的な配慮も必要ですが、今後の日本語学習のあり方を大きく変えるポテンシャルを秘めています。

興味のある方は、調べてみてください。

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